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7ページ目「汁もの」郷土料理~近畿地方

日本の四季は世界で一番大きな大陸と海に挟まれていることに影響しています。島国であり四季がはっきりしていておよそ3ヶ月ごとに
変わり「春は桜」「夏は海「秋は紅葉」「冬は雪」とそれぞれ四季の特徴を楽しむという気質もあります。日本は四季に恵まれた素晴らしい国です。
    
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≪日本の郷土料理≫

 7ページ目「汁もの」郷土料理のレシピ(大阪府・三重県・奈良県・滋賀県の汁もの)

郷土料理は、日本の四季の旬の素材でその土地から生まれた伝統的な料理方法で、調理されたその土地独自の味でもある。その料理は、故郷の母の手で作られた母の味でもあり、祖母から母へ、母から子へと伝承されてきた地方の人々の心のこもった味でもある。

⑦ページ目の「全国の汁もの」郷土料理~大阪府・奈良県・三重県・滋賀県

▼北海道・東北地方 
①ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・北海道(かぼちゃ汁)
・青森県(しじみ汁/長芋すいとん汁/じゃっパ汁)
・岩手県(いものこ汁�)

②ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・宮城県(はっと汁)
・山形県(川ガニ汁)/孟宗汁/どんがら汁/納豆汁)

▼関東地方 
③ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・栃木県(法度汁)
・群馬県(味噌けんちん汁)
・茨城県(どぶ汁)・埼玉県(冷やし汁うどん)
・神奈川県(けんちん汁)

▼中部地方
④ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・新潟県(のっぺい汁/スケトの沖汁/くじら汁/いちょっぱ汁)

⑤ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・富山県(鱈汁/カブス汁/ゲンゲ汁/けんちん汁)

⑥ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・石川県(いとこ汁/めった汁)
・福井県(ぼっかけ汁)
・静岡県(とろろ汁)
・愛知県(ニシ汁)

▼近畿地方
⑦ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・大阪府(船場汁)
・三重県(おおさ汁)
・奈良県(飛鳥汁)
・滋賀県(打ち豆汁)

▼中国・四国地方
⑧ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・島根県(しじみ汁)
・鳥取県(カニ汁)
・徳島県(そば米汁)
・香川県(どじょう汁)
・愛媛県(さつま汁)

▼九州・沖縄地方
⑨ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・熊本県(つぼん汁)
・大分県(だんご汁)
・宮崎県(鯵の冷や汁)
・鹿児島県(さつま汁)

⑩ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・沖縄県(中身汁/いかすみ汁/ソーキ汁)

”汁もの”のレシピ   
 あおさ汁
(三重県)
  ♪材料
①あおさ・・・5g
②だし汁・・・3カップ

③味噌・・・大さじ3
『あおさ』は、ヒトエグサのことを方言で表した言葉です一般的には『あおさ』または『あおさのり』と呼びます、ヒトエグサは主に佃煮の原料として使われる海苔の一種で、養殖が始まったのは、伊勢湾、三河湾の一部で1930年頃からといわれています。ヒトエグサの採取時期は1月から5月にかけて数回に分けて行います。 
♪下拵え
①あおさはさっと水で戻します。
♪作り方
①だし汁を煮立たせ、味噌を溶き入れてひと煮立ちさせます。
水気をしぼったあおさを加えてすぐ火を止めます。
*注意⇒あおさは煮すぎると香りが飛び、色も悪くなります。
 
 打ち豆沖汁
(滋賀県)
♪材料
①大豆・・・80g 
里いも・・・2コ 
③油揚げ・・・1/2枚
④干しずいき・・・1/2本 
青ねぎ・・・1/2本 
⑥豆腐・・・1/3丁
⑦煮だし汁・・・カップ4杯 
⑧みそ・・・大さじ4杯
打ち豆汁は、炊いた大豆を打って潰したものと野菜を炊いた汁物です。
栄養満点でやさしい味わいです 
  
 ♪下拵え
①大豆を洗い水に浸して、ひと晩おきます。
柔らかくなるまで煮れば、水をきってすりこぎで豆を
あらくつぶします。
②里いもは皮をむいて適当な大きさに切ります。
③油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、短冊切りにします。
④ずいきは水でもどした後、適当な長さに切ります。
青ねぎは小口切りにしておきます。
♪作り方
①煮だし汁に大豆とみそ半量を加えて、火で煮ておきます。
②里いもとずいきを加えて煮て、
柔らかくなったら豆腐と残りのみそを加えて、ひと煮立ちさせます。
③器に盛って青ねぎを散らして出来上がりです。

     
  飛鳥汁
(奈良県)
  ♪材料
①鶏肉・・・15g 
②清酒・・・
0.5g 
③はくさい・・・40g
④にんじん・・・10g 
しゅんぎく・・・15g 
⑥えのきだけ・・・5g
⑦ささがきごぼう・・・5g 
⑧豆腐・・・30g ⑨うるめ節・・・2g
⑩だしこんぶ・・・0.5g 
⑪しょうゆ・・・0.5g 
⑫みそ・・・7g
⑬白みそ・・・2g 
⑭牛乳・・・30g 
⑮水・・・60g
 
鶏肉を牛乳で煮て食べる鍋物で、飛鳥汁は古くから飛鳥地方に伝わる家庭の鍋料理です。牛乳と鶏肉がほどよく調味された味は、すきやきや水たきでは味わえないもので野菜にもよい味がつき、特にスープが美味しくなります 
 ♪下拵え
①鶏肉は小口切りにし、清酒をふりかけておきます。
②はくさいは大きめに切ります、
③にんじんはいちょう切りにします、
④ しゅんぎく、えのきだけは2~3cmに切ります。
⑤ごぼうは酢水につけ、あく抜きをします。
⑥豆腐はさいころ切りにします。
♪作り方
①うるめ節とだしこんぶでだしをとり、
煮えにくいものから入れて、煮ます。
②材料がやわらかくなれば、しょうゆ、みそで味をととのえ、
最後に牛乳としゅんぎくを加えてしあげて出来上がりです。
 
     
  船場汁
(大阪府)
  ♪材料(4人分)
①サバ・・・1尾 
②大根・・・8cm 
③白ねぎ・・・1本
④ゆず・・・適量 
⑤昆布だし・・・カップ3杯 
⑥酒・・・大さじ2杯
⑦塩・・・小さじ2/3杯 
⑧うすくちしょう油・・・小さじ1/2杯
 
大阪の船場の商屋でよく食べられていた料理。もともとは焼いて食べたあとの塩サバのあらでだしをとり、大根を加えたもの。   
 ♪下拵え
①白ねぎは細切りにして水にさらしておきます。
②ゆずは皮を細切りにします。
③サバは3枚おろしにして血合い骨を抜き、片身を半分に切ります。
④ざるにあげて軽く塩をし、しばらくおきます。
♪作り方
①サバに熱湯をかけます。
②短冊切りの大根とサバを昆布だしで煮ます。
③塩で味つけをし、最後にうすくちしょう油を加えます。
しょう油を加えたら煮立てないようにします。
④器に盛って白ねぎと、ゆずの皮を細切りにした物を
のせて出来上がりです。
 


 
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