5月旬の魚飛魚(とびうお)の「栄養価と効能」「料理レシピ」

HOME TOPのページへ
今年の暦 過去・未来の暦
暦こよみ〜暦〜日本文化いろいろ事典

5月旬の魚飛魚(とびうお)の「栄養価と効能」「料理レシピ」

日本の四季は世界で一番大きな大陸と海に挟まれていることに影響しています。島国であり四季がはっきりしていておよそ3ヶ月ごとに変わり「春は桜」「夏は海「秋は紅葉」「冬は雪」とそれぞれ四季の特徴を楽しむという気質もあります。日本は四季に恵まれた素晴らしい国です。
桜と富士山 日本の春 日本の夏 四季の区分 日本の秋 日本の冬 全国のお祭り
四季の自然の恵みを旬と称して美味しく食べる〜記念日/誕生日プレゼントに
旬の野菜 旬の魚 旬の貝 和食のマナ― 箸の使い方 誕生日花/誕生石〜暦
            

 ≪日本の文化いろいろ≫

5月(春)旬の魚飛魚(とびうお)
〜栄養素と効能・料理レシピのページ
・主な旬魚10種類の栄養成分比較

・旬魚55種類の「栄養価と効能」「料理のレシピ」
  


・旬の魚月の索引ページへ→1月 2月 3月 4月 5月 6月

7月 8月 9月 10月 11月 12月
           
飛魚(とびうお)は、筋肉質で脂肪が少なく、高タンパクな魚で味は淡白です.。旬は初夏から夏。小骨の多い魚だが、脂肪分が少なく淡白な味で、塩焼き、フライ等にして食べる。新鮮なものは刺身が美味。トビウオを原料とした竹輪は「あごちくわ」と呼ばれ、鳥取県・兵庫県の特産。島根県では、野焼き(アゴと呼ばれる。竹輪に似るも製法の異なる食べ物があり特産品。新島や八丈島ではくさやに加工される。房総半島の郷土料理「なめろう」の材料にもなる。            
五訂増補日本食品標準成分表(可食部100g当たり)から             
    飛魚(とびうお)
    栄養成分        単位        栄養成分        単位      栄養成分    単位   
  脂肪酸飽和  0.15   マグネシウム   37   ビタミンB2    0.10
 脂肪酸一価不飽和  g  0.07   リン   340 ビタミンB6    0.47
 脂肪酸多価不飽和  g  0.22   鉄   0.5 ビタミンB12  μg  3.3
  エネルギー  kcal  96   亜鉛    0.8 ナイアシン    7.1
 三大栄養素たんぱく質  g  21.0   銅    0.06  葉酸  μg 
  三大栄養素脂質 g   0.7  マンガン    0.01 パントテン酸    0.42
 ナトリウム 64  ビタミンD μg 食塩相当量    g   0.2
 カリウム 320  ビタミンE トコフェロールα 2.0        
  カルシウム 13    ビタミンB1 0.01
    飛魚(とびうお)
    栄養成分        単位        栄養成分        単位      栄養成分    単位   
 5月の旬の魚飛魚(とびうお)について
  ・旬の時期・鮮度の見分け方・保存方法
飛魚を選ぶとき目が黒く澄んでいてみずみずしいもの、乾いてくぼんでいるものや白く濁っているものは鮮度が落ちている。全体に艶があり、翼のようなヒレが干からびていないものを選ぶ。通常鱗は漁獲される祭にはほとんどはがれていることが多いですがなるべく」鱗が残っているものを選ぶ。飛魚も他の魚と同様、新鮮なものはエラが鮮紅色です。鮮度が落ちるにしたがって赤みが抜け、ピンクからベージュになってきます。
・飛魚(とびうお)に含まれる栄養成分、主な有効成分と効能
ビタミンEが豊富ビタミンEには活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に良い魚だといえます。
ナイアシンも多く含むナイアシンは二日酔いを予防する効果もあるので、お酒と共に食べるにはもってこいの魚ですね。また、様々なアミノ酸も豊富に含まれています。
  ・調理のポイント
飛魚も新鮮なものは刺身にするととても美味しい魚です。一見似たようなイワシやサンマの刺身とはまた違い、脂が少なく風味があり、旨みも多い魚です。また、イワシやサンマのような青魚特有の生臭さもほとんどありません。刺身のほか、辛子酢味噌和えや、細かめにさいの目切りにしてネギやショウガなど香味野菜とごま油で和えても美味しいです。
      
 5月の旬の魚〜飛魚(とびうお)の料理レシピ
  とびうおのから揚げあんかけ
♪材料(2人前)
@とびうお・1尾分
(三枚おろしにしたもの)
A玉ねぎ・1/2個
Bしょうが・小1片
Cゆでたけのこ・1/4本
Dにんじん・少々
E干しシイタケ・2枚
♪調味料ほか
@調味料A
・中華スープ・1カップ
・砂糖・大さじ1強
・しょうゆ・大さじ1弱  
・酢・大さじ1
Aサラダ油・大さじ1
B片栗粉・適量 C揚げ油・適量
 身のしまった脂肪の少ない白身魚
♪下拵えほか
@たまねぎ、しょうが、たけのこ、にんじん、もどしたしいたけはそれぞれ細切りにします。
Aトビウオは1枚を四ッに切り、片栗粉をふりつけて押さえます

♪作り方と食べ方

@飛魚を170〜180度Cの揚げ油でこんがりと揚げます。
A中華鍋にサラダ油を熱し、
たまねぎ、たけのこ、にんじん、しいたけ、しょうがを強火で炒めます。
BAの調味料を入れて煮立て、片栗粉小さじ2の倍量の水で
溶いて回し入れ、とろみをつけ、飛魚にかけて出来上がりです
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
  飛魚の甘辛煮
♪材料(4人前)
@飛魚・4匹
♪調味料ほか
@生姜・1片 A酒・50t
Bみりん・大さじ2 Cしょうゆ・大さじ3
D砂糖・大さじ2
 
♪下拵えほか
@飛魚は、頭と内臓を取り除きます。 
A生姜は千切りにします。
♪作り方と食べ方

@お鍋に酒、みりん、しょうゆ、砂糖を入れ煮立て、
魚としょうがを入れ落とし蓋をして、中火で5分ほど煮ます。
A身が崩れないように、きおつけながら、煮汁を上からかけます。
B更に、2分ほど煮て煮汁にとろみがついたら、
火を止めてそのままで5分ほど蒸らします。
C器に盛り、煮汁をかけて出来上がりです。
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
  飛魚のなめろう
♪材料(2人前)
@飛魚・3尾
Aみょうが・1本
B長ねぎ・5p程度
C生姜・小さめ
♪調味料ほか
@味噌・大さじ1と1/2
Aしょうゆ・小さじ1
B大葉・3枚
 鯵よりも粘り気が出やすいので、あまりたたき過ぎないほうが美味しいです
♪下拵えほか
@飛魚は、内臓、背びれやうろこを取り除き、三枚におろします。
A皮をそぎ、小骨を抜きます。
B大葉は千切りにします。 
Cみょうがは小口切りにします。 
D長ねぎはみじん切りにします。
Eしょうがはみじん切りにします。
♪作り方と食べ方

@三枚におろした飛魚とみょうが、長ねぎ、しょうが、大葉、をまな板に載せて、
味噌をのせてあまりたたき過ぎないように庖丁でリズミカルにたたきます。
(粘り気が出やすいので)
Aお好みの状態に仕上がったら、味を見て薄味でしたら醤油で整えて出来上がりです。
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
             
・主な旬魚10種類の栄養成分比較

・旬魚55種類の「栄養価と効能」「料理のレシピ」
  


・旬の魚月の索引ページへ→1月 2月 3月 4月 5月 6月

7月 8月 9月 10月 11月 12月
 

HOME TOPのページへ

〇お役立ちリンク集〜インターネット上の情報及びWebサイトを検索し表示します

・お役立ちリンク集1   ・お役立ちリンク集2

〇当サイトについて ・管理人プロフィール
   
 Copyright (C) 2019〜2027  暦こよみ〜暦〜日本文化いろいろ事典  All Rights Reserved  
【PR】