１１月～１２月旬の野菜葱（ねぎ）の「栄養価と効能」「料理レシピ」

 HOME TOPのページへ
今年の暦 過去・未来の暦
暦こよみ～暦～日本文化いろいろ事典

１１月～１２月旬の野菜葱（ねぎ）の「栄養価と効能」「料理レシピ」
日本の四季は世界で一番大きな大陸と海に挟まれていることに影響しています。島国であり四季がはっきりしていておよそ３ヶ月ごとに変わり「春は桜」「夏は海「秋は紅葉」「冬は雪」とそれぞれ四季の特徴を楽しむという気質もあります。日本は四季に恵まれた素晴らしい国です。
桜と富士山 日本の春 日本の夏 四季の区分 日本の秋 日本の冬 全国のお祭り
四季の自然の恵みを旬と称して美味しく食べる～記念日/誕生日プレゼントに
旬の野菜 旬の魚 旬の貝 和食のマナ― 箸の使い方 誕生日花/誕生石～暦
            

 ≪日本の文化いろいろ≫
１１月～１２月旬の野菜葱（ねぎ）
～栄養素と効能・料理レシピのページ
旬の野菜～緑黄色野菜のもつビタミンＡの効力
・ビタミンＢ２・Ｃ・Ｅが血管の老化防止・ミネラルが高血圧を予防
・主な旬野菜１０種類の栄養成分比較　・旬野菜５６種類の「栄養価と効能」「料理レシピ」 

▽月の旬の野菜ページへ
１月　２月　３月　４月　５月　６月

７月　８月　９月　１０月　１１月　１２月
  昔から風邪に対する民間療法で、昔から風邪をひいたときには焼いた白ネギをのどに当てたり、ネギを食べると良いといわれていますね。これは、あの刺激臭や辛味の成分でもある「硫化アリル」の効果で、強力な殺菌作用と鎮静効果があります。非常に揮発性が高いので、のどに当てるだけでも効くというわけです          
五訂増補日本食品標準成分表（可食部１００g当たり）から
                 栄養成分   単位      葱（ねぎ）類
 根深ねぎ 葉ねぎ  小ねぎ 
 葉、軟、生  葉、生  葉、生
         無機質 ナトリウム    ㎎ tr tr  １ 
カリウム    ㎎ １８０ ２２０  ３２０ 
カルシウム    ㎎ ３１ ５４  １００ 
マグネシウム    ㎎ １１ １８  １７ 
リン    ㎎ ２６ ３１  ３６ 
鉄    ㎎ ０．２ ０．７  １．０ 
亜鉛    ㎎ ０．３ ０．２  ０．３ 
銅    ㎎ ０．０４ ０．０４  ０．０３ 
マンガン    ㎎ ０．１０ ０．１８  ０．１８ 
  ビタミンA βーカロテン当量    μg １４ １９００  ２２００ 
レチノール当量    μg １ １５０  １６０ 
  ビタミンE トコフェロールα    ㎎ ０．１ ０．９  １．３ 
トコフェロールβ    ㎎ ０ tr  ０ 
 ビタミン K    μg ７ ９４  １２０ 
   ビタミンB B1    ㎎ ０．０４ ０．０５  ０．０８ 
B2    ㎎ ０．４ ０．９  ０．１４ 
B6    ㎎ ０．１１ ０．１２  ０．１３ 
    ビタミン C    ㎎ １１ ３１  ４４ 
ナイアシン    ㎎ ０．４ ０．５  ０．６ 
葉酸    ㎎ ５６ １１０  １２０ 
パントテン酸    ㎎ ０．１４ ０．２４  ０．１０ 
  食物繊維 水溶性    g ０．２ ０．４  ０．２ 
不溶性    g ２．０ ２．５  ２，３ 
                 栄養成分   単位      葱（ねぎ）類
 根深ねぎ 葉ねぎ  小ねぎ 
 葉、軟、生  葉、生  葉、生
                         
 １１月～１２月の旬の野菜葱（ねぎ）について
  ・旬の時期・鮮度の見分け方・保存方法
①旬の時期 ・１１月～１２月
②鮮度の見分け方は、・緑の葉は、薄緑色でハリがあるもの、緑色と白のコントラストがはっきりしているもの、・白い部分はツヤがあり、よく締まっているもの、首の部分が締まっているもの、・全体的に重みがあるもの。 
③保存方法は、・ねぎを、保存する時のポイントは、白い茎の部分と、緑の葉の部分を切り分けて保存することです。これは、茎の部分の栄養が、緑色の葉ねぎのほうに流れてしまうのを防ぐためです。白い茎の部分は新聞紙に包んで冷暗所に立てる、もしくは冷蔵庫で保存します。葉の部分はラップに包んで冷蔵庫で保存すると良いでしょう。・冷凍保存は、ねぎは刻んで冷凍もできますが、冷凍すると風味が逃げてしまうので、薬味としては利用できません。          
  ・葱（ねぎ）に含まれる栄養成分、主な有効成分と効能
①白（根深）ネギと青（葉）ネギ。下の成分表を見ていただけると分かりますが、白ねぎは淡白食野菜、青ネギは緑黄食野菜にあたり、それぞれ栄養成分がかなり違います。葉ねぎには非常にたくさんのカロテンが含まれています。
②薬効が多いアリシンは、ネギ特有の強い香りの成分は硫化アリルと言う成分によるもので、ビタミンB1の吸収を助ける他、血行をよくし、疲労物質である乳酸を分解する作用などがあると言われており、肩こりや疲労回復にも効果が期待できます。更に消化液の分泌を促す働きもあります。この硫化アリルは刻むことによって沢山作られ、時間と共に消えてしまうので、食べる直前に調理することが大切です。
③昔から風邪に対する民間療法で、昔から風邪をひいたときには焼いた白ネギをのどに当てたり、ネギを食べるといいといわれていますよね。これは、あの刺激臭や辛味の成分でもある「硫化アリル」の効果で、強力な殺菌作用と鎮静効果があります。非常に揮発性が高いので、のどに当てるだけでも効くというわけです。
  ・調理上のポイント
①・ねぎの刺激臭でもあるアリシンは加熱するとその成分や効力を失うので
鍋物などに入れる際は最後に入れてあまり火を通さないようにしていただきます。
 １１月～１２月の旬の野菜～葱（ねぎ）の料理レシピ
  ねぎま汁
♪材料（２人前）
①長ねぎ
・１/２本（５０ｇ）
②まぐろ（切り落とし）
・２００ｇ 		 ♪調味料ほか
①しょうが・（すりおろし）・適宜
②Ａ・水・１/２カップ　・酒・大さじ１
・みりん・大さじ１/２　・しょうゆ・小さじ１
・粗塩・小さじ２/３
 鮪は脂の多いところを使うと、身がかたくなりません。
♪下拵えほか
①まぐろは、薄い塩水（分量外）水１カップに塩小さじ１杯程度）で洗って
キッチンペーパーで水けをふきます
②長ねぎは２センチの長さにぶつ切りします。
♪作り方と食べ方
①鍋に調味料Ａを入れて煮立て、
まぐろを加えて弱火の中火で１５分ほど煮ます。
②粗熱が取れたら冷蔵庫で保存します。　
③食べるときに、温めて器に盛り、しょうがをのせます。
♪栄養価一人分①熱量：６０３kcal、②塩分：４．０g
  焼きねぎの味噌がけ
♪材料（４人前）
①ねぎ・２本
②豚挽き肉・２５０ｇ 		 ♪調味料ほか
①生姜のみじん切り・小さじ１
②ゴマ油・小さじ１
③豆板醤・小さじ１
④Ａ・味噌・大さじ２　・砂糖・大さじ１/２
・酒・大さじ１と１/２　・水・大さじ１と１/２
 甘い焼きネギが美味しい
♪下拵えほか
①ねぎは根と青い部分を切り落として、
６㎝の長さに切ってグリルで色よく焼きます。
♪作り方と食べ方
①フライパンを中火にかけてゴマ油、豆板醤、生姜を入れて炒めます。
香りが立ったら豚挽き肉を加えて炒めます。
②肉の色が変わったらＡを加えて２分ほど炒めます。
③器に色よく焼いたねぎを盛って、
①をかけて出来上がりです。
♪栄養価一人分①熱量：１８８kcal、②塩分：g
  ねぎとわかめのサッと炒め
♪材料（２人前）
①長ねぎ・1本
②わかめ（戻して）・50g		 ♪調味料ほか
①ごま油・大さじ１/２
②塩・少々
③こしょう・少々
 もう一品のとき
♪下拵えほか
①長ねぎは縦4つ割にし、長さ５～６cmに切ります。
②わかめは食べやすい長さに切ります。
♪作り方と食べ方
①フライパンにごま油を熱し、長ねぎ、わかめを炒めます。
しんなりして油がまわったら塩、こしょうで調味して出来上がりです
♪栄養価一人分①熱量：４４kcal、②塩分：０．６g
             
  ねぎとラムの炒めもの
♪材料（４人前）
①長ねぎ・１本
②ラム肉薄切り・３００ｇ
③香菜・少々		 ♪調味料ほか
①下味調味料・しょうゆ・大さじ２と１/２
・酒・大さじ１/2 ・こしょう・少々　・ゴマ油・小さじ１
・しょうが汁・小さじ１/２
・中国しょうゆ小さじ１（又は濃い口しょうゆ半分量）
②サラダ油・大さじ２ ③黒酢・大さじ２
④ゴマ油・少々
  しょうがでくせを和らげた、食べやすいラム料理
♪下拵えほか
①ラム肉は下味調味料に３０分漬けこみます。
味をなじませておきます
②長ねぎは大きめの斜め切りにします。
１/３量は香りづけのためにラム肉に合わせます。
♪作り方と食べ方
①中華鍋にサラダ油を熱し、高温にしてラム肉を入れて、
焼き色をつけながら八分目ぐらいまで火を通します
②長ねぎを加えてサッと炒め、黒酢、ゴマ油をまわし入れたら皿に盛って
香菜を飾ってっ出来上がりです
♪栄養価一人分①熱量：kcal、②塩分：g
  焼きねぎと鶏肉の煮もの
♪材料（４人前）
①ねぎ（白い部分）
・３本分（２５０ｇ）
②鶏モモ肉・２枚（５００ｇ）　
③ゆずの皮（せん切り）
・適宜
④おろしわさび・適宜		 ♪調味料ほか
①小麦粉
②Ａ・だし汁・２カップ
・しょうゆ・大さじ２
・酒・大さじ２
・みりん・大さじ２
・塩・ひとつまみ
 焼いてサッと煮たねぎは、香ばしく食感がよく甘味もすっきりと
♪下拵えほか
①ねぎは長さを４㎝に切ります。
焼き網かグリルで表面に焦げ目がつくまでじっくりと焼きます。
②鶏肉は余分な脂肪を取り除き、一口大に切ります。
茶こしで両面に小麦粉をふります。
♪作り方と食べ方
①鍋に煮汁の材料を入れて中火で煮立てます。　
②肉を加えて蓋をして１０分煮ます。
③ねぎを加えてもう３分ほど煮ます。
④器に盛ってゆずの皮とワサビを添えて出来上がりです
♪栄養価一人分①熱量：３０９kcal、②塩分：１．７g
  ねぎと牛肉の炒めもの
♪材料（４人前）
①ねぎ・２本（２００ｇ）
②牛肉
（薄切りかこま切れ肉）
・３００ｇ　
③にんにく（潰した）
・１かけ分		 ♪調味料ほか
①サラダ油・大さじ２
②Ａ・しょうゆ・大さじ１と１/２　・酒・大さじ１と１/２
・サラダ油・大さじ１
③Ｂ・しょうゆ・小さじ２　・酢・小さじ２
・粗びきこしょう・適宜
 牛肉と一緒にねぎにも下味をつけて炒めると、風味となじみが抜群です
♪下拵えほか
①ねぎは縦半分に切り、巾を５ｍｍの斜め切りにします。
②牛肉は大きければ一口大に切ります。
パットにＡを入れて軽くもみます。
ねぎを加えて全体をざっと混ぜ合わせて１０分ほどおきます
♪作り方と食べ方
①フライパンにサラダ油大さじ２と潰したにんにくを入れ、中火で１分ほどかけます。
フライパンが充分熱くなったら強火にして牛肉とねぎを加えて、
肉の赤身がなくなるまで手早く炒めます。
②Ｂを加えて
全体を大きく返すように２～３回混ぜ合わせて出来上がりです。
♪栄養価一人分①熱量：３０４kcal、②塩分：１．５g
             
 ・主な旬野菜１０種類の栄養成分比較　・旬野菜５６種類の「栄養価と効能」「料理レシピ」 

▽月の旬の野菜ページへ
１月　２月　３月　４月　５月　６月

７月　８月　９月　１０月　１１月　１２月
〇HOME TOPのページへ

〇お役立ちリンク集～インターネット上の情報及びＷebサイトを検索し表示します

・お役立ちリンク集１ 　　・お役立ちリンク集２

〇当サイトについて　・管理人プロフィール
   
 Copyright (C) 2019～2027　　暦こよみ～暦～日本文化いろいろ事典　　All Rights Reserved  
【PR】